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2010年12月 3日 (金)

About Jyotish Ⅲ

 普通、人は目覚め、眠り、夢という三つの意識状態の繰り返しによって一生を終えますが、この三つの意識以外に第四の意識状態である純粋意識と呼ばれる純粋知性の場があります。非具象の場、至福の場、物理学でいう統一場は瞑想を通して実は誰でも体験することが出来ます。

私が最初に習ったのは丁度今から21年前、ビートルズのメンバーに瞑想を教え、アーユルヴェーダをはじめ古代インドの智慧を現代に復活させたマハリシマヘーシュ・ヨーギの普及したシンプルな瞑想法でした。

瞑想は根に養分をやることだといいます。その根とは何を意味するのでしょうか。個人の内深くに存在する統一と宇宙の万物は結びついている、ということをアハン・ブラフマースミ(私は宇宙的である)とヴェーダ文献には表現されています。ジョーティシュはその知性の全知のレベルから生まれました。

この全知のレベルは ジョーティシュ・マティ・プラギャと呼ばれ、ジョーティシュ(生命の光の意)は、全知のレベルからカルマの影響をあらゆる角度から推し量り、過去、現在、未来を知るための科学と技術であり、科学として体系づけられた数学的な厳密さによって、正確な予想を行なうことができるとされています。

この時の周期に関する知識、自然法の複雑な働きは、九つのグラハ(惑星) 十二のラーシ(星座) 二十七のナクシャトラ(月宿)の三つの要素から成り立ちます。

「人間の成長と進歩、そして森羅万象のすべては惑星によって管理されている。」(ブリハット・パラシャラホラシャストラ)と古典に記されています。ジョーティシュを学ぶことで、過去・現在・未来の全ての知識を包含できるように、自分の運命を完全に支配できる状態へと意識を高めていくのです。

ジョーティシュは誕生時の東の地平線上に昇る星座を上昇星座としますが、これは約2時間おきに変わります。また、地軸の傾きのすりこぎ運動を考慮するのが西洋占星術とは大きく異なる点です。

西洋占星術では誕生した時の太陽の位置(一ヶ月間もの間星座に留まる)と太陽系の惑星を使いますが、ジョーティシュでは地球から見た太陽の軌道と月の軌道の交点にあたるラーフ(ドラゴンヘッド)月の昇交点とケートゥ(ドラゴンテール)月の降交点も惑星とみなします。

ジョーティシュを学ぶには、瞑想で純粋知性の場を体験することが前提となります。ラクシュミジュエリーでは毎週火曜・木曜に行なっているヨガや、ジュエリーを納品する際の、プージャーの時に誰でも出来るシンプルで効果的な瞑想をお教えしています。

瞑想は知能を高め、記憶力をよくするなどの能力開発だけでなく心と体のバランスを良くし、心身症の予防、様々な病気に対する抵抗力を強めるなどの研究結果があります。また、座して行なうだけでなく、24時間気づきを深めることが真の瞑想となります。文明が最高度に発達した今こそこの智慧が生かされる時だと思います。

                                                                                          Jai Gur Dev.

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