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2011年4月13日 (水)

いまこそ瞑想を

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 1991.9.11アメリカの同時多発テロ以降、影響を受けた人々に大きな価値観の転換、パラダイムシフトがあったといいます。私はこのとき、仕入れ先のタイ郊外の田舎町にいました。休憩に入った素朴な飲食店の天井に取り付けられた、映りの粗い小さいブラウン管から、ビルに突っ込む旅客機と、なすすべもなく命を失う人々びとの映像が流れ、お店にいた人達みなと釘付けで、呆然と見ていたのを思い出します。

危険は身に迫ってみてはじめて実感されると思うに、先日の「3・11」の地震時、私は東京、五反田のショッピングセンターの13階にて、ビル倒壊と死を、人生の終わりを瞬時に覚悟したほどのひどい揺れの中にいました。ビル高層階せいか、まるで大荒れの船に乗ってるかのごとく建物全体が右に左に振り子のように傾くほど大きく揺れ、天井の大きな蛍光灯が、恐ろしいくらいに右に左にぶんぶんと大きくゆれ、今にも頭に落っこちてきそうでした。窓ガラスの割れそうなミシミシ、バリバリと軋む反響音、ごった返してた買い物客の金切り声、叫び声、悲鳴ともいえない悲鳴が上がり、まるで恐怖のパニック映画のようでした。

そのビルの地下は飲食店街が密集しており、、火が周る可能性に恐怖を感じたとき、幸いゆれがおさまりはじめました。非常階段で地上に下りてやっと生きた心地がしましたが、駅に向かうと案の定JRは停まっているも、まだ地震の規模、東北で何が起こっているのか、何もわからず、多くの人が駅周辺で待っている中、私も近くで座れるところを探して、電車の再開を待ちながら、静かに内側を観る瞑想をしていました。日がくれ、風が強くなりましたが、防寒着を運良く近所で購入することができ、歩いて帰宅する人の流れにのって、家に向かって(八王子までは気の遠くなる距離ですが)歩きだしました。

小さな子供づれ、お年寄りは気の毒で、寒風吹きすさぶ夜道に震えながら、来ないバスを待つ人の群れは何十人もの列をつくり、道路は大渋滞でまったく進まず、途中道沿いのコンビニの棚はどこもからっぽ、途中寄った渋谷駅の溢れかえる人・人・人、の非日常的な状況のなか、遠く離れてすむ親兄弟や、中学時代の同級生まで、安否の連絡をくれ、励ましが一人で歩いていく力になりました。

京王線が深夜再開しだし、大混雑の中、幸い途中から電車で帰れました。非常にゆっくりな運転ではありましたが、深夜2時近く家に到着し、電車に乗れるだけでも幸運でしたが、五反田を出発から12時間かかったことになります。

電話は繋がらず、メールも次第に送受信できなくなり、帰宅難民のための情報もわからず、心細くもあった長い一日でしたが、疲労感はなく、普段瞑想していているのが心の落ち着きに役立ったと思います。

次の日、ニュース等みて、事の甚大さを知るのですが、この地震を境に私は、日常は砂上の楼閣の安全で不確実なのだと、「形あるものはいずれ壊れる」現実に、突如として目を覚まさせられ、何かが内側で大きく変わりました。

生活も一変したほど、今回の原発事故は大変深刻ですが、チェルノブイリが問題になった中学3年生ころ、多感な時期に、人間が発展のために環境を破壊しつづけることを知り、深く絶望しました。日本でも反対運動もあったはずですが、いつの間にか、地震大国の日本に有り余るほどの原発が作られ、海外にも輸出、クリーンエネルギーと謳われ、世界各国で原発推進機運が高まりつつある、その瀬戸際に今回の事故がありました。

「原発は核の平和利用」は欺瞞だったとしても、経済発展を願い真摯に開発、研究した人々、現場で作業し働いてきた多くの人を非難することは、今はできません。犠牲になった人びとや現在も過酷な状況の中必死に作業をしている方のことを思うと、胸が痛みます。しかし、多くの犠牲をはらったこの教訓を真摯に受け止め、歪んだ原発依存から、持続可能な自然エネルギーに本格的にシフトしていく分水嶺にしなくてはなりません。

http://peacephilosophy.blogspot.com/p/blog-page_31.html

福島原発事故についての緊急建言:「ここにこれを掲載するのは、原発を推進してきた人たちを応援するためではなく、この人たちさえ、ここまでの危機感を持っているということを知らせるためです。」 Peace Philosophy Centre

これまでも、識者の方々がスピリチュアル、科学的両方の観点から、今の地球の危機的状況を呼びかけてきました。共通するのは、今は長い歴史的にみても地球が破壊的な環境汚染から大きく変換するときで、特に日本には優れた技術があり、大きな役割を持つといわれてきました。

次元上昇(アセンション)、フォトンベルト、太陽フレアなども以前から諸説あり、真偽のほどはまだ分かりませんが、今の状況は大きな変革の始まりであり、地球環境は一人一人の人間の心にもリンクしていることだけは確かといえます。

このような状況の中、プロセスとして私達の内側にチャージされてきた恐れ、怒り、不安、苛立ち、悪意、妬み、罪悪感など否定的なことも、堰を切ったように、たくさん噴出してくると思われます。

特に、最近の政府による、ネットによる言論統制の布石となるような流れ、正義という名のもとに人々がお互いを監視しあうような空気の中で、自粛を強い、不謹慎と非難する「同調圧力」の風潮は、まるで戦前を思わせるとの懸念が出てきており、まさに小説「1984」にて、超管理社会・監視社会を描いたオーウェルの予言を彷彿とさせます。実際に被災した人に限らず、心の不調、うつ症状も段々と増えているようです。

破壊的なマインド(思考パターン)のトリックに気づいて、沈黙の中で内なる静寂さ、平安さに戻り、心の乱れを観て、自分や他人を傷つけず、否定的な感情・情報に呑まれないで、未曾有の状況の中で前向きに生きていくために、メンタルヘルス、心身のセルフケアが今こそ求められています。

本来の瞑想はそのための自然で安全、確かな方法です。宗教・宗派・信条等と関係なく、子供からお年寄りまで誰でもできます。本などで自己流ではなく、経験豊かな信頼できる指導者に最初習えば、その後は一人でできますが、グループで行なうことで同調し、さらに深まります。

楽趣美でも毎週火曜日を瞑想会として定期的に開催することにしました。(木曜日はこれまでどおり、プライベートなヨガやワンネスブレッシングを主にしたセッションになります)未経験者の方でもOKです。こちらからどうぞ詳細



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